スグに効果がでる!ダメな自分を救う5つのテクニック。

先月ぐらい前から精神科の方に通院し始めた。鬱てなのかな、なのかなか(先生は病名を言わないのでよく分からない)体の調子と心の調子を崩してる。そういうわけか、数日前に「ダメな自分を救う本」という本を買いました。(まさに、ド直球な題名です。)すごい良い本でした。正直にいえば、買った時は(うさん臭い本を買ったなぁ〜)とか、後悔の念が頭をよぎってましたが、予想を良い意味で裏切ってくれました。(笑

本の内容といえば、「自信がモテない」「ヤル気がでない」そういったダメな自分から脱出する方法が簡単な文章で書いてある。これをしろ!あれをしろ!とか大げさな事ではなく、「今、できることから始めよう!」そんな当たり前の事が書いてあります。

ただ、今の自分には小難しい用語ではなく「今、できることから始めよう!」という言葉が心の中にしっくり来る様な気がしました。

本の詳しい感想は後日書くとして、本の中盤に「スグに効果がでる!ダメな自分を救う21のテクニック。」と題された、人前や対人関係で役立つテクニックが21個載っているのですが、とても参考になったので、今回はその中から5つをピックアップして紹介してみょうと思います。

1.緊張した時、手の振るえをピタッ!と止める方法。

カンタンに手の震えがピタッ!と止まる方法をお教えします。
名刺を持っているのではなく、名刺を自分の手の延長だとイメージするのです。もし名刺をつねったとしたら、「痛っ!」と感じるくらいに、名刺の中に自分の血液が流れているとイメージする。

それだけで、不思議に落ち着いて、手の振るえが止まってしまう。
名刺だけでなく、お茶を出す時、ペンを持って人前で名前を書く時、お茶のカップやペンが、自分の手の延長だと信じてみるのです。(P110)

2.嫌な思い出が浮かんで消えない時、嫌な思い出を忘れる方法。

ちょっとした嫌ないつまでも心の中で繰り返されてしまう事があります。

(中略)

そういうとき、気分をスッと切り替えるテクニックです。

その体験が蘇ってきたら自分の目線の方向を確認してみてください。
たぶん、思い出すたびに目線が同じ方向に向いているはずです。たとえば、目線が右下とか、左下とか。それがわかったら、その嫌な思いでが浮かぶたび、目線の方向をスッと変えてしまうのです。その体験を思い出して嫌な気分になっているとき、右下を向いているとしたら、たとえば、左上に目線をかえてしまえばいい。

記憶そのものは消えないけれど、その記憶に伴う感情がでてきにくくなるのです。(P114)

3.人にふりまわされる自分を直すテニクック。

他人の意見や態度に振り回されてしまう。そんな自分に自己嫌悪を感じてしまう人も多いです。
しっかり自分というものを持ちたい。(中略)ちょっとしたことを心がけるだけで、カンタンに人に振り回されない自分を作っていくことができます。

「これから1週間、決して走らない」と決めるのです。

信号が青から赤に変わりかけているときにも、走らず次の青信号を待つ。ホームの階段を降りるところで電車が出ようとしている。走れば間に合うという時でも、ゆっくり歩いて次の電車を待つ。(中略)

ほんの数分のロスのために、自分を慌てさせないトレーニングなのです。
これだけのことを心がけるだけで、だんだんと心に落ち着きと自信が生まれていきます。(P118)

4.上手に人を褒めたい時のテクニック。

口ベタな君でも、相手を喜ばせるホメ方ができるようになります。
コツは、「相手の印象の逆をホメる」ということ。(中略)

目立つところをホメられても、それはみんなに言われている事だし、本人も認識しているから、全然インパクトがない。でも、普段のイメージがまったく逆をホメられると、新しい可能性を発見してもらったようで、嬉しいものなのです。(P132)

5.ついカッとなってしまった時、自分を抑えるテクニック。

相手と話していて感情がぶつかりそうになったとき、会話をしている自分と相手を自分の外から見るのです。(中略)

そうすると、「ああ、何かワタシ、つまんないことでムキになっちゃってるな」というように、客観的に今の状況を見ることが出来るのです。会話がエキサイトしたら、一瞬、自分を抜け出して、外からふたりの様子を眺めるようにしてみてください。(P144)

どれでもスグにできる方法なので、お試してみてください♪

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4 内容は確かなもの
5 実質上の遺作
5 自信喪失のとき
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4 4章もすよかったが、最後のキミはデカいか?の章がまたよかった!役に立つ!

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