しずかちゃんがのび太と結婚した本当の理由

ドラえもんといえば今や国民的アニメであり、漫画であります。
未来からはるばるとやって来たドラえもん。小学生の連載により第1話というのは複数ありますが、一番ポピュラーな説としては「てんとう虫コミックス」第1巻に収録されている「未来の国からはるばると」でしょう。のび太の子孫であるセワシが送り込んだドラえもんセワシの話によればのび太が今後に訪れる未来は安泰なものではない。ジャイアンの妹であるジャイ子と結婚し、会社は倒産してしまう。それを変えようと送り込められたのがドラえもんです。

そして、変わった未来でのび太が結婚することになるのが、のび太の憧れの存在であるしずかちゃんです。割と初期の段階でしずかちゃんとのび太の結婚というのは規定路線で話が進んでいますが、皆さんは、しずかちゃんがのび太は結婚した本当の理由をご存知でしょうか?これは、てんとう虫コミックス20巻に載っている「雪山のロマンス」に描かれています。今回は、そんな、のび太としずかちゃんの馴れ初めを紹介しょうと思います。

●本当に、僕はしずかちゃんと結婚するのだろうか?

しずかちゃんとの結婚が規定路線だというのは先ほど説明しましたが、「雪山のロマンス」ではのび太が本当にしずかちゃんと結婚するのか不安になります。

しずか いやあよ いつも宿題やろうといって、あしたの答えをうつすだけでしょうか。たまには自分でやらなくちゃだめ!

のび太 心配になってきた。タイムマシンで調べるとぼは将来しずかちゃんと結婚することになっているだろう。でもねいまのとこそんなムードじゃないんだ。

ドラえもん いや、ぼくもかねがねふしぎに思ってた。

そんな心配を思い、タイムテレビでのび太としずかちゃんが婚約するであろう14年後の10月25日の様子をみるのび太ドラえもん。そこには今ののび太と同じのび太の姿があった。しずかちゃんに登山に誘われるのび太、しかし、雪山に登るのが怖いのび太はその約束を断ってしまう。憤慨するしすがちゃん「他の友達と行く!」しずかちゃんに愛想を付かされ、しすがちゃんは友達と登山に向かうことになる。

●しずかちゃん遭難

そして、雪山に登ったしずかちゃんだか、登山中に遭難することになってしまう。そんな様子を見ていた子供時代ののび太は心配になり、ドラえもんにタイムふろしきを出してもらい、自分が14後ののび太として、遭難するしずかちゃんを助けに行くことに。

のび太 これからタイムマシンでしずかちゃんを助けに行く。しずかちゃんは大かんげきする。「たのもしいわ!」なーんて。これがきっかけで結婚するんだよ。

タイムマシンでしずかちゃんの元へ向かったのび太だったが、何の装備も無しに雪山へと向かったのび太のび太のび太、雪山に世界地図を持っていくは、缶きりなしに缶詰を持参したり、ふんだりけったり。しずかちゃんはのび太の世話をしながらあきれてしまう。雪山でのび太との1夜を凄ししずかちゃん。翌日、吹雪は収まり下山する事になる。意気消沈でドラえもんの元へと帰るのび太。きっと、しずかちゃんは僕と結婚してくれないだろう。そう思いながらタイムテレビに目をやる2人。

のび太 さんざんだった。もうおしまいだ。

ドラえもん それからどうなったか…。

しずかちゃん のび太さん結婚するわ。

のび太 あ、あ、ありがとう。

しずかちゃん そばについててあげないとあぶなくて見てられないから。

これが、しずかちゃんとのび太が結婚する事になった馴れ初めです。しずかちゃんの母性本能をくすぐった子供時代ののび太。F先生のユーモアたっぷりに描かれた「雪山のロマンス」いかがでしたでしょうか。のび太の結婚といえば「のび太結婚前夜」が有名ですね。もし機会があったらご覧になってみてください。

何故、笑っていいとも!は変わってしまったんだろう?

笑っていいとも!平日お昼の定番番組として長寿番組としての歴史を歩みつつある、テレビ番組の王道とも言える番組です。お昼ごはんのお供に、昼休みの会社で息抜きとして。皆さんに笑いを届けていくれる番組です。

しかし、今、笑っていいとも!が変貌しつつあることをご存知でしょうか。変化、いい言い方をすれば(時代に合わせているんだ!)という言い方もできるかもしれません。その変化には当然賛否があるでしょう。今回は、そんな笑っていいとも!の変化について書いてみょうかと思います。

●OPコーナーの廃止、いきなりテレフォンへ

これは、笑っていいとも!の定番とも言える展開でした。OPのウキウキウォッチングでのタモさん登場、そして、いいとも!レギュラー紹介に入る一連の流れ。そして、好例だったOPコーナーへの突入です。後半ほど長くはないですが、僕、個人的にはお気に入りのコーナーが幾つもあり長年の定番として楽しみにしていました。しかし、先日からOPコーナーがカットされ、メンバー紹介後、いきなり、CM→テレフォンの流れに入るようになってしまったのです。テレフォンが長くなったわけではないので、単純に考えるなら予算削減の煽りかもしれません。

●テレフォン、お土産コーナーの廃止

これは数年前から実感するようになりました。昔のいいとも!と言えば、テレフォンゲストがタモさんにお土産を持って行き、視聴者的にはそのお土産のセンスでその人の人となりが分かるというとても重要な位置づけだった気もします。ポスターに加えて発売する商品のグッズやリリースされるCDを持ってくのも定番でしたね。この定番は何故、無くなってしまったのか、正確な事は分かりませんが、出演者に対する負担軽減という理由が上げられるのかもしれません。

●テレフォンのお友達紹介へのCMまたぎ

これは個人的には非常に不快です。はい!新しい始まったフジテレビのつぶやきサイト「イマつぶ」から寄せられた視聴者の意見をゲストが答えるというコーナーなのですが、この後、友達紹介に入る前に1回CMが入るのです。簡単に説明するとこう、

会話→イマつぶ→CM→100分の1アンケート→CM→友達紹介

これは非常に深いで露骨なCM戦略としか思えません。即刻、修正すべき点だと思います。昔であれば、ミスタードーナツのCMに登場する相武紗季さんのCMが楽しみだったので良いのですが、所さんに代わってからはいっそう不快感が漂っています。

●テレフォンアナウンサーの電話取次ぎ

これは最近になって変わった制度ですが、昔のテレフォンではフジテレビのアナウンサーが次のゲストに電話するというのが定番というかお決まりでした。しかし、最近ではテレ隠しを用いてゲスト自身が番号を押すシステムに変わってしまいました。無用な個人情報流失を避けての事だと思うのですが、アナウンサーにとってはここが見せ場だっただけに、少し残念ではあったりします。

●いいとも選手権の廃止

これも数年前から突然無くなってしまった企画ですね。個人的に笑っていいとも!=いいとも選手権という印象が強かったのですが、最近ではコーナー終了後「タモさん、エンディングお願いします」と、レギュラーがタモさんに振りをするというのが定番になりつあります。いいとも!選手権といえば数々の名ゲームを生み出し書籍化までされたいいとも!の人気企画。これが無くなってしまったのは、とても残念であります。これも予算削減の影響なのかネタ切れなのかよく分かりませんが、いいとも!の歴史を気付いていた根幹でもあると思うのです。

とまぁざっと、いいとも!について思っていることです。
いいとも!は時代とともに変化するそれは正しいと思います。しかし、変わらない事に価値がある。それが笑っていいとも!でもあると思うのです。タモさんが笑っていいとも!を始めて30年近くが経ちました、いつも変わらないタモさんがお昼に登場する、それが何よりの安心だったと思うのです。タモさん含め笑っていいとも!スタッフの皆さん、これからも変わらない、笑っていいとも!であってください。

笑っていいとも!がある日常

3月21日、1週間ぶりに笑っていいとも!が復活した。震災から1週間とちょっと、久々にお茶の間に笑いが帰ってきたと思った。冒頭のOP、ウキウキウォッチングからいつも通のタモさん登場。僕はこの瞬間を複雑な気持ちで見ていた。笑っていいと!が放送していない間、色々なことがあった。地震もあったし、放射能も漏れた、でも今、確実に笑いが漏れている。そう感じたのだ。

冒頭のOPにタモさんはいつも通に登場していた。追悼の意味かタモさんは外行きのスーツを着ている姿が印象的だった。テレフォンゲストはジャルジャル、半ズボン論の話がとても印象に残った。

CMが明け後半のコーナー「1位じゃナイン」に入ってもいつものいいとも!だった。お題は「いいとも!レギャラーで先生になって欲しい人」だった。AKBの無茶で後半のコーナーを崩壊寸前だったが、香取君のうまい司会が何とか場を凌いでいた。最後のコーナーで「なりきり川柳」は久々だったと思う。でもいつも通り、ただ一つ違った点といえば香取君が最下位ではなく4位に入っていた事だろう。

この放送を見ていて自分が思ったのは、こんな日常がかけがえのない日々である事を知ったという事。僕は横浜に住んでいるので強い揺れがあったという点以外、大きな被害は無かった。自宅に積んであった本がくずれていたが…。震災で被害を受けた方には心からご冥福を送りたいと思う。

僕の自論として、幸せとは何かという質問に対して「家族でテレビを観ることです」というものがある。それがあの瞬間以降、より強いものになっている気がしてなりません。計画停電で寂しい思いをしている人、被災地でテレビを観ている人、お昼休みにテレヒを見ていた人、笑っていいとも!の放送の中には色々な思いがあったと思う。ただ一つ安心だったのが、そこに映し出されたものがいつもの日常、笑っていいとも!だったのだ。笑いは人に勇気を与えてくれる、それを強く思った瞬間でもあった。

こんな時に笑いを流して不謹慎だ。そういう意見もあるだろう。しかし、笑っていいとも!は確実に人々に笑いを届けている。寄付とか義捐金とかが叫ばれている中、笑っていいとも!は笑いという貨幣を被災地や我々に届けている。

タモさん、これからも笑いを届けてください。

ウッチャンナンチャンのウリナリ世代、1991年生まれの僕の話

はてなブで話題になっていた、「はみだしさん」の1989年の話というのが話題になっていました。
それに触発されて、僕も生まれた年から現在までを振り返ってみたいと思います。

1989年は、元号が平成に変わって、消費税3%が導入されて、中国では天安門事件が起きて、東西ドイツを隔てるベルリンの壁は崩壊して、事実上冷戦が集結した年、みたいだ*1。覚えてるわけがないのだけど。


デジタルネイティブじゃない1989年生まれのわたしの話 - はみだし


僕が生まれた1991年の大事件と言えばソ連崩壊でしょうか。別に歴史に詳しくない僕ですが、この出来事が僕が生まれ生きてきた時代を象徴する出来事なのかもしれません。

僕の子供の頃といえば、ぜんそくという持病がありなかなかアウトドアな活動できず内向きな少年だったと思います。その頃、小学生の時のバイブルと言えば、コロコロコミックでした。今はもう潰れてしまったけど、近所の本屋さんで発売日を待ち遠しく思っていた記憶があります。ドラえもんが大好きな少年でした。大人になった今も毎週かかさずドラえもんはチェックしているんですけどね。初めて行った映画もドラえもんだったと思います。確か、「のび太のねじ巻き都市冒険記」だったと記憶しています。その当時、本当にドラえもんは練馬に住んでいるんだと思っていました。恥ずかしい過去ですね。ミニ四駆をかじりついて読んでいた記憶も懐かしいです。ハイパーヨーヨーミニ四駆、そしてアニメ化された「爆走兄弟レッツ&ゴー」が大好きな少年でもありました。

小学校時代は毎日のように駄菓子屋に行ってお菓子を食べていた記憶があります。大好きだったのは、ヨーグルトもどきのヨーグル。小さいスプーンを使って必死で食べていた記憶があります。そんな駄菓子屋も不況の波風か数年前に潰れてしまいましたが。

幼稚園の頃か小学生の頃か、その頃になると友達の家でゲームに嵌っていた記憶があります。
初めて買ってもらったゲーム機はスーパーファミコンでした。子供ながらにゲームに熱中して、ファイナルファンタジーシリーズは4〜6まで全部プレイした記憶があります。
小学校に上がる頃になると、プレイステーションが欲しくなりねだった記憶があります。父親が誕生日にファイナルファンタジー7を買ってきてくれた記憶が今も記憶の片隅に残っています。冒頭の演出が長いと思いつつ、父親と協力しながらクリアしました。子供ながらに、エアリスの死は衝撃的でした。しばらく、放心状態が続いていました。

次に欲しくなったのが、Nintendo 64でした。誕生日におねだりをして何とか買ってもらった記憶があります。買ったソフトの中で一番はまったのは「マリオ64」というソフト。スターを集めるゲームだったのですが、勉強する時間を無視して120枚のスター全てを集めてしまいました。次にはまったソフトがゼルダの伝説時のオカリナのでした。大人ゼルダと子供ゼルダの狭間に揺れながら、強敵ニワトリとの戦いに必死になっていました。

ポケモンも流行りましたね、僕が初めて自腹で買ったゲーム機(地域振興券ですが)はゲームボーイカラーでした。同時に買ったのがドラゴンクエストモンスターズの1作目。緑も買いましたが、主に学校で流行っていたのは金・銀の時代だったと思います。ポケモンを増やす裏技が学校中で流行ったりとかしてました。

その当時、もう一つ夢中になって見ていたのがテレビ番組。この頃から僕はねっからのテレビっ子となっていました。アニメはもちろん「あずきちゃん」「YAT安心!宇宙旅行」といったNHKものやテレ東の6時枠も熱心に観ていた記憶があります。メダロットとかが流行りましたっけ。勿論、ドラえもんは毎週金曜日の定番でした。そして夢中になっていのがバラエティ番組です。中でもウンナンさんの番組「ウッチャンナンチャンウリナリ」や「炎のチャレンジャー」懐かしのイライラ棒や30人31脚もリアルタイムで視聴していた世代です。ウリナリといえば思い出すのが、ポケビ対ブラビの対決ですね。その当時、僕はポケビ派だったのですが、今、曲を聴き返すとブラビの方が好きだったのかもしれません。もう一つ思い出すのが、ポケビ100万人署名でしょう。近所のスーパーにも投票用紙が置かれるほど社会現象となっていました。ホワイティも懐かしい。日曜日にはたけしのスーパージッョキーの熱湯コマーシャルを毎週のように観ていました。今考えれば休日の昼間に水着の美女が熱湯に入ってコマーシャルをする、それ自体が異常な時代だったのかもしれません。

小学校中学年から高学年くらいの間に流行ったのが遊戯王カードです。
これは必死で集めましたね。親におねだりをしながら必死で集めていた記憶があります。友達と戦ったり、カードを交換しあったり、今で言うムシキング的な人気があったと思います。

初めて家にパソコンが来たのは小学6年生くらいでしょうか。まだのパソコンのパの字も知らないまま、ゲームができるという理由で買った記憶があります。当時、マイブームだったのがヤフオクの観覧でした。子供なので買う事はできませんでしたが、当時、マイブームだった「ドラゴンボール カードダス」の商品を見ながら欲しいなーと思って指を加えてみていた記憶があります。当時、パソコンで何かができるなんて思いもしませんでした。もう既に Amazon.co.jp楽天などはあったようですが、子供のなので当然買うことができませんでした。

パソコンといえば僕の中ではゲーム機としての印象が強かった記憶があります。
転機になったのは近所のパソコンショップで見つけた「アフィリエイトで100万円」という文字でした。これが中学1年くいらの時だったと思います。ブログを書いてお金が稼げる!これは衝撃的な事実でした。今でも月1000円程度しか稼げてませんが、自分が書いたものがお金になるんだ!これは衝撃的な事実だったと思います。そこから早6年、現在に至るわけですが、その間にmixiTwitterFacebookとネットを震撼させるツールが次々と登場してきました。今思えば、僕がパソコンを通してネットに繋がった時期というのは非常に恵まれた時代だったのかもしれせん。

友達の少ない僕でも、ネットでの発信が誰かの目に止まり反応を返してくれる。これはコペルニクス的衝撃を覚えました。今では当たり前となったネットでの交流。僕はネットに始めて触った以降、とても恵まれた環境にいたのかもしれません。ネットを通じて世界を変えられるエジプトの例ではありませんが、そんな時代に立ち会えたのですから。

とまぁ、これが僕の子供の頃からの思い出です。いかがてしたでしょうか?

全てのONE PIECE読者のバイブル「ワンピース最強考察」がすごい

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先日、買った「ワンピース最強考察」という本がとても面白いです。ワンピースも魚人島に入り物語も中盤、海軍本部の白ひげVS海軍の戦いは読者を熱狂させ、ワンピース零巻ではロジャーの経歴が明かされたわけですが、まだまだワンピースの中には伏線がいっぱいです。そこで今回は、そんな「ワンピース最強考察」の中から、気になる伏線を読者の皆様にお届けしょうと思います。

海賊王ロジャー 嘘のブラフ

さまざまな伏線が張りめぐされている長編漫画「ワンピース」。それは第1話の1コマ目からすでに張られているのかもしれない。全ての物語は、1コマ目の海賊王ロジャーの公開処刑から幕を開けたのです。
「富、名声、かつて、この世の全てを手に入れた男 海賊王ゴールド・ロジャー彼の死に際に放った一言は全世界の人々を海へかと駆り立てた」
「あれの財宝か?欲しけりゃくれてやるぜ…探してみろ。この世の全てをそこに置いてきた」

これは今だ明かされていない、ワンピース最大の伏線ですね。物語全体がここから始まったといって過言ではありません。

ロジャーはグランドライン制覇を成し遂げましたが、世界をひっくりかえすことはできなかったのでしょう。つまり「ひとつなぎの大秘宝」を見つけてさえ、ないのかもしれません。不治の病かかっていたロジャーは自分の代わりに「ひとつなぎの大秘宝」つまり「世界をひっくり返す」ことができる者を見つけよう思ったはずです。それが自ら公開処刑で放ったあの一言なのかもしれません。「世界をひっくり返す」ことができる人物を導くために全世界を巻き込んで、死に際に「ブラフ(大嘘)」をかましたのかもしれません。

むぎわらの一味「10人目」の仲間は現れるのか?

2010年11月4日に発行された「ONE PIECE GREEN SECRET PIECES」には制作
秘話として麦わら一味の初期構想が掲載されていた。この初期構想では(後期も含めて)麦わらの一味は9人しか紹介されていなかった。しかし「ワンピース」の1話目である「ROMANCE DAWN 冒険の夜明け」でルフィは「んん…!まずは仲間集めだ10人は欲しいななァ!」と言っていた事から、麦わら一味は10人体制で、今後もう一人仲間になると思っていたんですが、初期構想の時点で9人なら、これは仲間加入はないのでしょうか?否!麦わら一味はやっばり10人体制になると主張したい。

そして、ワンピース読者にはお馴染みである作者尾田っちとの交流の場であるSBSでこんな会話がやりとりされています。

尾田っち!僕、すごいことに気づいちゃいました!
それは麦わら海賊団の能力者の食べた実を、数で表すと1−10の数になるんです。

ルフィ→ゴムゴム(5・6・5・6)
チョッパー→ヒトヒト(1・10・1・10)
ロビン→ハナハナ(8・7・8・7)
ブルック→ヨミヨミ(4・3・4・3)

(1・3・4・5・6・7・8・10)と、でも(2・9)が無いという事は、
ニキュニキュの実(2・9・2・9)を食べたバーソロミュー・くまが仲間になるという事ですか?教えてください!

尾田「なにィーっ!いやーびっくりしました!どういう意味で驚いたかって?ノーコメント!」

麦わら海賊団の船を2年間にわたり死守してきたバーソロミュー・くまの仲間入りは十分にありそうですね。伏線王の尾田っちのことですから考えていても不思議ではありません。個人的にはマリンフォードでルフィを救ったジンベエ辺りの加入も考えなくもありませんが、この辺は尾田っちのみぞしる部分なのかもしれません。

アーロンパークとシャボンディパーク

ところで、10巻69話で登場したアーロンの居城「アーロンパーク」ですが、連載当時、あの恐ろしいアーロンが、なぜ「パーク(公園)」だなんて可愛らしい名前を付けるんだろう…なんてチョット思いませんでしたか?その伏線の答えは51巻の遊園地「シャボンディパーク」を見比べて下さい、建物の造形がそっくりです。51巻499話ではっちゃんはこう言っています。「人魚も魚人も子供の頃は必ずここに憧れるんだ」そして「いいなー観覧車…」と言っている回想シーンの4つの影をよく見てみましょう。それはおそらく右からアーロン、クロオビ、はっちんゃん、チュウ、4人の子供時代でしょうね。

聖地マリージョアと王族たちとポーネグリ

16巻142話を見ても分かる通り、この世界の政治を行なっているのは天竜人ではなく王族たちだということはわかります。この回想シーンで、世界170ヶ国以上の王族が、聖地マリージョアに集まって「世界会議(レヴェリー)」を行なっていました。司法の島「エニエスエス・ロビー」でも、スパンダムがルフィに対して、世界というものがどれほど凄いかを語っていましたね。そう、ここでのポイントは世界が「結束」しているという点です。これを踏まえて、24巻218話のコブラがロビンに言った意味深な台詞を思い出してください。

「語られぬ歴史…紡ぐ事ができるのか?その歴史が歴史の本分だと言うのか?」
「ならば何故、我々は!」

ポーネグリフはスカイピアで発見したゴールドロジャーの言葉が印象的ですが、一番初めに登場したのはアラバスタ編ではないでしょうか。この頃からワンピースは何か大きな伏線を張った作品になっていたった気がします。

アラバスタ王国・国王値ネフェルタリ・コブラはロビンをポーネグリフに案内した時に「アラバスタの国王は代々、これ(ポーネグリフ)を守りことが義務づけられている」と語れば、ロビンは恐ろしい形相で「守る…?笑わせないで!」とマジ切れしていました。

ここまで長いて、本書独自の考察をまとめると、

  • 800年前、天竜人の祖先らが「ある王国」を滅ぼして?「世界政府」を作った。
  • 「ある王国」はその歴史(空白の百年)を過去に残すため「ポーネグリフ」という石碑を残した。
  • 「ポーネグリフ」は砕けないので、世界政府は世界各国に石碑を守るように指示?
  • 現在、天竜人は各国の石碑が守られているのか視察している。
  • 革命軍は世界各国の石碑を奪取して、歴史を暴くため(?)に戦争を起こしている?
  • 「ある王国」と「月の古代文明」「黄金都市シャンドラ」「からくり島」には関係がある?

黒ひげケルベロス

ワンピースにとってルフィの敵討ちの相手でもあり、今作で大きな要素を担うであろう黒ひげの存在は忘れてはなりません。四皇の一人であるシャンクスに傷を負わせ、白ひげからグラグラの実の能力を奪い取った謎。その辺りに焦点を当てて解説していきたいと思います。

黒ひげは、サッチが入手した「ヤミヤミの実」を奪って自分の能力としました。さらに白ひげの「グラグラの実」も奪いました。通常「悪魔の実」はひとりひとつまでしか食べることができないはずですが、黒ひげはなんらかの方法で、ふたつの実を食べて(?)ふたつの能力を得ました。それを可能にした理由とは…。

「普通の人間ならば…絶対に無理だよい 体の構造が異形なんだよい」

黒ひげの体は「異形」。これは45巻440話でエースが黒ひげに言っていた「人の倍の人生を歩んでいる」という発言も気になるでしょう。

今後、物語において麦わら海賊団と黒ひげ海賊団と戦うことは必須でしょう。その謎に包まれた黒ひげですが、本書では黒ひげの謎についてこんな考察がなされています。

黒ひげは「ヤミヤミの実」を食べる前に、おそらく「動物(ゾオン)系の悪魔の実」しかも「幻獣種」の実をすでに食べていたのかもしれません。すでに2つの悪魔の実の能力を体に宿しているわけですから、3つでも問題なそうです。

黒ひげが最初に食べた動物(ゾオン)系の実とは…、たとえば幻獣種「ケルベロス」もしくは「キメラ」なのではないでしょうか。「ケルベロス」は3つの頭をもつ黒い犬です。「キメラ」は「ライオンの頭」「蛇の尾」「ヤギの胴」をもつ、どちらもギリシャ神話の魔物。この実を食べた者ならば、3つの悪魔の実を食べ、3つの能力を所有できそうな。

そして黒ひげ初登場の24巻では…

「あいつじゃねぇ…」「あいつらだ…たぶんな」

黒ひげの中にいる複数の肉体を感じ取った…そんな風にも?

じつは黒ひげのこれまでの食事シーンを注意深く追うと、黒ひげの利き腕が「右利き」なのか「左利き」なのかという疑問にブチ当たります。24巻223話の黒ひげは、右手でパイを食べて右手で飲み物を飲んでいます。24巻225話の黒ひげは、右手でパイを食べて右手で飲み物。54巻524話の黒ひげは、右手で食べて左手で飲み物。595話の黒ひげは、左手でパイを食べています。つまり、4度もパイを食べるシーンを描いていて、利き手がてんでバラバラです。黒ひげの体内に3体の魔物が潜んでいても、おかしくはないのかもしれません。

あれはあくまで考察なので、今後、ワンピースがどんな展開を進んでいくのか、それは作者である尾田先生しか知りません。しかし、一考察として考えればとても示唆にとんだ内容だったのではないでしょうか。ワンピースを読み返して、ああっこここか!と思ったり、また新しい試みが楽しめるのかもしれません。

その他、詳しい解説は本書をお読みください。

【関連】

ワンピースのすごい伏線どーんと!まとめ。
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「ディズニーよりうめぇって思いましたもん!」超ビック、鳥山明×尾田栄一郎対談がおもしろい。

クレジットカードは卒業して、優秀な「スルガVISAデビット」に乗り換えるべき4つの理由

はてなブで話題になっていた「住信SBIネット銀行」に乗り換えるべき4つの理由という記事が話題になっていましたが、その記事に触発されて今回は、僕も利用している、ほぼクレジットカードとして利用可能な「スルガVISAデビットカード」をご紹介したいと思います。めっちゃ便利なカードですので、機会があればお作り頂けたら嬉しいです。

メガバンクは卒業して、優秀な「住信SBIネット銀行」に乗り換えるべき4つの理由 * 男子ハック

1.ほぼクレジットカードなのに、審査も年会費も要らない

スルガ銀行マイ支店

スルガVISAデビットの一番の魅力と言えば、なんと言っても審査も手数料も要らないという点です。今では楽天カードに代表されるように無料で作れるカードも増えて来ていますが、やはり審査が無い、そして手数料が要らないという点はカードを保有する上で大切な要素だと言えます。一応、16歳以上という制限はあるようですが、普通に働いている方、無収入の方でもカードを作る事が可能です。

2.ほぼクレジットカードとして使える

ほぼクレジットカードとして使えると先ほど紹介しましたが、クレジットカードと一つ違う点を挙げるとすれば、銀行の残高以上のお金が使用できないという点です。デビットカードなので、使える範囲はスルガ銀行にある残高まで。リアルタイムで決済されますので、月末に支払いが迫って大変だという事もありません。

そして、もう一つ「スルガVISAデビットカード」で魅力なのが、デビットカードであるにも関わらずほぼクレジットカードとして利用できる点です。これは魅力的ですね。例えば、アマゾンのマーケットプレイス。これは、クレジットカードでの決済が前提となっていますが、このカードを持っていれば普通に決済が可能です。あと、宅配レンタル。ツタヤディスカスといった月額サービス、スカパーの代金などクレジットカードでしか支払えない商品やサービスを利用することが可能です。

口座に残高があれば使い方はクレジットカードと同じ。
Visaマークのお店でカードを提示し、サインまたは暗証番号入力をするだけです。
国内260万、世界中で2,400万ヶ所以上のVisa加盟店でご利用でき、もちろんネットショッピングにもご利用いただけます。

3.使いすぎる心配が無い

クレジットカードと大きく違うのがこの点です。はっきり言うと、スルガVISAデビットカード」はクレジットカードではありません。クレジットカードと同様に利用できる「デビットカード」です。決済は口座の残高から即決で決済されますので、利用できる範囲は口座の残高のみ。月末に支払いに追われる心配がありません。

SURUGA VISAデビットカードは、クレジットカードではありません。お買い物の際にお客さまの口座から引き落とす新しい決済システムを搭載したカードです。口座残高の範囲内でスマートに出費をコントロールできるので、クレジットカードのように使い過ぎる心配がありません。

4.保険や付帯サービス、キャッシュバックが利用可能

「スルガVISAデビットカード」はクレジットカードではありませんが、買い物をした際に(ご購入日から60日間、年間最高30万円まで補償/免責額:1事故あたり5,000円)を受ける事が可能です。大手クレジットカード会社であるVISAカードですのでその点は安心です。さらに、スルガ銀行では利用金額に応じて約1%のキャッシュバックを受けることも出来てしまうのです。さらに、VISAカードですので、海外のATMから外国通貨を引き出せたり、VISAカードと同様のコンシェルジュサービスも利用可能。

つまり、ほぼクレジットカードと同様の使い方ができるというわけです。

最後に、簡単に要点だけをまとめて紹介の締めくくりとさせて頂きたいと思います。

  • 年会費が無料、審査もない
  • ほぼクレジットカードとして利用可能
  • 使いすぎの心配がない
  • 保険やコンシェルジュサービスが受けられる
  • 現地通貨の引き出し可能
  • 購入商品の保障が受けられる

といった点でしょうか、気になった方はスルガ銀行の方に行って頂いて調べてもらえれば良いと思います。

鈴木おさむ「テレビのなみだ」のことばたち

テレビのなみだ 仕事に悩めるあなたへの77話
鈴木 おさむ
朝日新聞出版
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鈴木おさむさんの著書「テレビのなみだ」に書かれていることばたちが素敵でビジネス面でも参考になる部分が多かったので、今回はそんな「テレビのなみだ」の中から素敵な言葉を紹介したいと思います。

テレビのなみだ 鈴木おさむ:Blogで本を紹介しちゃいます。

  • 頭の検索エンジンをいかに性能のいいものに鍛えていくか
  • やりたいことはどんどん口にしょう
  • みんなが興味を持っていることを体験している人は、みんなに興味を持ってもらえる
  • チャンスは意外な形をして、みんなのところに降ってきている
  • 一番近くにいる人をプレゼント一つで喜ばせることができないくせに、もっと多くの人を満足させることなんてできない
  • いろんな制約が増えると、逆に作り手としての意地がでる。意外な-穴が見つかったりする。その小さな穴を見つけて掘り出せるかがポイント
  • 「目標」という、一つ現実的なところに置く
  • 空気を読みすぎたら損だって。自分の気持ちを、衝動を冷静に分析することなんかないって。イタくていいのだ
  • 熱い夢や目標がある人は、自分の夢を応援してくれる人たちのそばにいたほうがいい
  • 意味がなそうなことに、案外と意味があるのだ
  • 最初から全力で取り組む。そして、最後の最後で諦めず、できることは全部する
  • 押してもダメなら、もっと丁寧に押したり引いたりしてみな
  • 叱り方がうまい人は「叱る部分」を間違えない。そして嫌われることを恐れない。そして叱った後に一言褒める
  • 仕事は「人」が作り上げるものなのだ
  • 何かを得るために何かを捨てなければならない時もある
  • コンプレックスは様々な才能を生み出す
  • その年でお前がやっている仕事は、お前にしかできない
  • 人にやらせることはすべて自分も体験する
  • ものを作る上で大事なのはガッツ。しかもさりげない中の大きなガッツ
  • デキる女性は肝心なところで泣けるのだ
  • メソメソ、うじうじ泣いても、武器にはならない。自分の仕事に対して「悔しくて泣く」
  • 年齢が武器になる時もあれば、邪魔する時もある
  • 危機は、自分にもいつでも振り注ぐ可能性がある。だからみんな、シュミレーションしておくべきである
  • 成功を手に入れた人の裏には、自己プロデュースという大きな努力がある
  • どんなに口で言ったって相手にわかってもらえないことが多い。行動で見せる。悔しいと思わせる。これが人をやる気にさせる一番の方法
  • 全体の失敗の責任を一人で引き受けるパフォーマンスをみんなの前でできるとしたら、この人は本当に人の心がわかる、デキる人である
  • 凄く煮詰まって、険悪な空気になる時がある。そんな時は、空気をリセットすることができると、みんなの空気が煮詰まった脳がやわらかくなり、全然別の意見が出て、会議がいい方向に走り出すということがある
  • 「一番の才能は、とにかくやめないことだ」続けていないとチャンスは振ってこない
  • 頑張る事は大事だが、たまには自分を振り返り、「自分の頑張りの見え方」も確認しないといけない
  • 小さなチャンスが、いずれ大きなものにつがっていくと信じ続けられた人が、自分のランキングを上げていく
  • 人間の行動パターンは、何通りシュミレーションしても想像を超える場合が多い
  • 自分の状況や立場に気付けない人って、結構いる。それに気付けることも才能なんだけどね
  • 何事も、ほどほどを保つのが大事。でも、それが難しい
  • 勝ち過ぎると、負けてしまった人からの妬みなどが、意外な形で返ってしまうことがある
  • 勇気のあり過ぎる人よりも、臆病な人のほうが、今の時代の責任者に向いているのかもしれない
  • 成功は人の感覚や常識をマヒさせてしまうことがある