何故、笑っていいとも!は変わってしまったんだろう?

笑っていいとも!平日お昼の定番番組として長寿番組としての歴史を歩みつつある、テレビ番組の王道とも言える番組です。お昼ごはんのお供に、昼休みの会社で息抜きとして。皆さんに笑いを届けていくれる番組です。

しかし、今、笑っていいとも!が変貌しつつあることをご存知でしょうか。変化、いい言い方をすれば(時代に合わせているんだ!)という言い方もできるかもしれません。その変化には当然賛否があるでしょう。今回は、そんな笑っていいとも!の変化について書いてみょうかと思います。

●OPコーナーの廃止、いきなりテレフォンへ

これは、笑っていいとも!の定番とも言える展開でした。OPのウキウキウォッチングでのタモさん登場、そして、いいとも!レギュラー紹介に入る一連の流れ。そして、好例だったOPコーナーへの突入です。後半ほど長くはないですが、僕、個人的にはお気に入りのコーナーが幾つもあり長年の定番として楽しみにしていました。しかし、先日からOPコーナーがカットされ、メンバー紹介後、いきなり、CM→テレフォンの流れに入るようになってしまったのです。テレフォンが長くなったわけではないので、単純に考えるなら予算削減の煽りかもしれません。

●テレフォン、お土産コーナーの廃止

これは数年前から実感するようになりました。昔のいいとも!と言えば、テレフォンゲストがタモさんにお土産を持って行き、視聴者的にはそのお土産のセンスでその人の人となりが分かるというとても重要な位置づけだった気もします。ポスターに加えて発売する商品のグッズやリリースされるCDを持ってくのも定番でしたね。この定番は何故、無くなってしまったのか、正確な事は分かりませんが、出演者に対する負担軽減という理由が上げられるのかもしれません。

●テレフォンのお友達紹介へのCMまたぎ

これは個人的には非常に不快です。はい!新しい始まったフジテレビのつぶやきサイト「イマつぶ」から寄せられた視聴者の意見をゲストが答えるというコーナーなのですが、この後、友達紹介に入る前に1回CMが入るのです。簡単に説明するとこう、

会話→イマつぶ→CM→100分の1アンケート→CM→友達紹介

これは非常に深いで露骨なCM戦略としか思えません。即刻、修正すべき点だと思います。昔であれば、ミスタードーナツのCMに登場する相武紗季さんのCMが楽しみだったので良いのですが、所さんに代わってからはいっそう不快感が漂っています。

●テレフォンアナウンサーの電話取次ぎ

これは最近になって変わった制度ですが、昔のテレフォンではフジテレビのアナウンサーが次のゲストに電話するというのが定番というかお決まりでした。しかし、最近ではテレ隠しを用いてゲスト自身が番号を押すシステムに変わってしまいました。無用な個人情報流失を避けての事だと思うのですが、アナウンサーにとってはここが見せ場だっただけに、少し残念ではあったりします。

●いいとも選手権の廃止

これも数年前から突然無くなってしまった企画ですね。個人的に笑っていいとも!=いいとも選手権という印象が強かったのですが、最近ではコーナー終了後「タモさん、エンディングお願いします」と、レギュラーがタモさんに振りをするというのが定番になりつあります。いいとも!選手権といえば数々の名ゲームを生み出し書籍化までされたいいとも!の人気企画。これが無くなってしまったのは、とても残念であります。これも予算削減の影響なのかネタ切れなのかよく分かりませんが、いいとも!の歴史を気付いていた根幹でもあると思うのです。

とまぁざっと、いいとも!について思っていることです。
いいとも!は時代とともに変化するそれは正しいと思います。しかし、変わらない事に価値がある。それが笑っていいとも!でもあると思うのです。タモさんが笑っていいとも!を始めて30年近くが経ちました、いつも変わらないタモさんがお昼に登場する、それが何よりの安心だったと思うのです。タモさん含め笑っていいとも!スタッフの皆さん、これからも変わらない、笑っていいとも!であってください。