黒柳徹子×大橋のぞみ 「2000年生まれにセーラームーンは通じない?」
通常、「徹子の部屋」はタモリさんがゲストで出演する回しか見ない(仕事中なので)のですが、新聞のラテ欄に「崖の上のポニョ」でお馴染み(大橋のぞみちゃん)がゲスト出演すると書かれていたので、(この年齢差のトークは見ものだぞww)と思い、録画して視聴してみました。^−^
案の定、2000年生まれの(のぞみちゃん)との年の差トークはグダグタ模様。9歳という年齢もあっては会話の殆どが(そうです。)という具合で、さすがの徹子さんでも、9歳とのトークショーは難しかったですようですね。
全部は記憶していませんが、印象に残った箇所を幾つか紹介しておこうと思います。
子供にも丁寧な徹子さん
まず、冒頭のゲスト紹介が印象的でした。
徹子:徹子の部屋のゲストとしては年少の方でいらっしゃいます。
小学校3年生。
「崖の上のポニョ」をお歌いになって「紅白歌合戦」にもお出になりました。
一躍、本当にもう、皆がかわいい〜って思うお声もそうだし、見たトコもそうです。「大橋のぞみさん」、本日のお客様です。
あまりの長さに、のぞみちゃん半笑いです。(笑)
ただいつも思うのですが、これが「徹子の部屋」長寿の秘訣なんでしょうね。お笑いと一緒で、何か同じ認識を持っていないと笑わせられないのと同じ。ゲストの素性も分からないのに、その人の半生は聞きたくないですからww この1分間のプロフィール紹介が、「徹子の部屋」を支えているのかもしれないです。
そして紹介後、のぞみちゃんの学校の話が始まります。
徹子カッター&徹子ワープ
徹子:今日は、授業は何でしたか?
のぞみ:図工と理科と体育でした。
徹子:体育お好きなんですって? 体育でも今日、どんな体育やったの?
のぞみ:体育はバスケ・・。
徹子:へぇ〜バスケ面白い?
のぞみ:はい!
徹子:そうですか。で、今日は・・あのかわいい声でまた素晴らしい・・
でた、髭男爵ひぐち君の「ひぐちカッター」ならぬ「徹子カッター」。
さらっと180度違う(歌の話)に持って行かれました。徹子さんの舵取りは予想不能です。あそこで一歩で踏み込んでたら、あやうく沈没されられますよwww
徹子:のぞみちゃんの歌を聴いていると、心が表れるれるような気がします。
ホントに、胸がいっぱいになる位のホントにお可愛らしい声です。透き通った声を、私たちも子供の頃にしてたのかもしれないんですけど、段々、世の中と共にですね、何かこんな声に、しゃがれて来ちゃうんですけど、本当に美しい声です。で、果物お好きなんですよね。
のぞみ:はい。
(中略)
徹子:じゃあ後でちょっと召し上がって頂きます。はい・・
徹子:体育の中でも跳び箱がお好きなんですって?
えぇぇぇぇ、ここで体育の話ですか!!
バスケの話は触れただけだったのに、ここで(跳び箱)の話を切り出す徹子さん。
アメトーークで「徹子の部屋芸人」という回が前にありましたけど、雨上がりさん始め、芸人さんが悉く「徹子の部屋」で惨敗している理由が何となく分かるような気がします。穏やかだった海が突然荒れ始めて、その荒波の中から現れる(海賊船)。突如として表れ、トークを奪っていくような印象ですかねぇ。対して、テレフォンでのタモリさんは(サルベージ船)。どんなゲストが来てもトークを探し当ててくれる20近い経験を生かし(あれ、紙切った?)(あの料理が旨いんだよなぁ)て、口下手なゲストのトークも探しててくれます。
2000年生まれに通じないセーラームーン
トークの後半、突如として徹子さんが「セーラームーン」の話を切り出します。
徹子:私、セーラームーンになった事あるわよ!
徹子さんの中では「セーラームーン」が女の子の中での憧れのキャラクター。女の子なら誰でも食いつく話題。と思って話していのでしょうが、2000年生まれの「大橋のぞみちゃん」には(セーラームーン)そのものが伝わらなかったようで・・。
のぞみ:えっ、セーラームーン?
そりゃ知っているはずもありません。ウィキペディア情報によると・・。
テレビアニメーションとしての『美少女戦士セーラームーン』シリーズは東映動画(現東映アニメーション)によって制作された。放映はテレビ朝日系、1992年3月7日 - 1997年2月8日。5シリーズ全200話およびスペシャル番組。
生まれる3年も前に終了したアニメの話をするのは酷です。のぞみちゃん世代にとっての(美少女)と言うなら「おじゃまじょドレミ」か「プリキュア」のどっちかのはず(何で、知ってるんだろ?)。徹子さんもまさか(不動の美少女)がガラパゴス化していると思ってなかったようで、その後、思いっきり「セーラームーン」の決めセリフを真似していました。
徹子:月に変わってお仕置きよ! 知ってる?
徹子さん、話がかみ合ってないよ・・。(涙)
のぞみちゃんは普通の女の子
のぞみちゃんは終始、徹子さんのトークに無邪気に笑っている女の子。「崖の上のポニョ」で一躍有名になったとは言え、中身は普通の小学3年生。徹子さんとのぞみちゃんの会話がまるで(お婆ちゃんと孫)みたいで、とっても癒される30分でした。^−^