世界のSAKAMOTO(坂本龍一)に学ぶ楽しむブログ術

朝日新聞に載っていた「坂本龍一さんに聞く ネット時代の音楽表現とは」というインタビューで、坂本さんが“ブログ”についてこんな思いを語られていました。

「ネットでは圧倒的多数に視聴され話題にされないといけない。

ブログでいえば、とにかく受けないといけない。やがてアクセス数をかせぐことが目的になってしまう。でもぼくはブログを書いているうち『君たちのためにやっているわけじゃないよ』という気持ちになり、ブログを閉じちゃった」 

「ネットのおかげで、ぼくはたくさんの人に聞いてもらうことが音楽を作る動機にならないことが逆に分かった。アマチュア時代に戻ったような新鮮な感覚だ。顔の見えない、何をおもしろがるのか分からない大量のユーザーのために音楽を作る必要性を感じない。

作りたい音楽があるからやっている。テクノロジーも100%は信用していない。結局はぼく自身の体にしかよりどころはない。自分の耳がどんなメロディーを聴きたいか。それを突き詰めていく」

asahi.com(朝日新聞社):坂本龍一さんに聞く ネット時代の音楽表現とは - 音楽 - 映画・音楽・芸能:
教授はブロガーだったのですねw
いゃそれよりも、音楽家である坂本さんから“ブログ”について考えさせられる何て思いもしませんでした。

「ブログでいえば、とにかく受けないといけない。やがてアクセス数をかせぐことが目的になってしまう。」  

ブログを開設した時は、(無印の付箋よりも、無印はパッケージが素敵なんだよ!)とか周りから見れば(アホだろコイツ!)と思われる話を書いて楽しんでました。「トラックバック」や「コメント」が来るだけでも(ネットって繋がっている♪)という感動が味わえたし、まだ新鮮な発見が沢山あったからだと思います。

それは、スーパーマリオをマリオを初めて買って(Bでダッシュなんだ!)と無邪気に喜んでいる感覚に近いのかもしれないです。最初は失敗続きだけど、次第に(Bダッシュ→ハイジャンプ)とか高度な技が出来るようになって、1面・・2面・・3面と進んで行くうち、何か自分の中で(ピーチ救出)じゃない勝手な目標みたいなものが芽生えて来るんですよね。「1回も死なずに行こう」とか「コイン全部取ろう」とか・・。

ブログも操作に慣れてくると、どっかで違う目標が芽生える時があるんです。
それは坂本さんが言うように、「アクセス」や「人気」のように(=誰がに認められたい)という類のものなのか・・。

はてなブで(ホットエントリ)を量産する記事とか、コメントの沢山集まるブログに憧れてしまうんですよね。
「いいなぁ!いいなぁ!あんな人気者になりたいな〜。」と、親指を噛んで物欲しそうに見つめている。(笑)
finalventの日記さん
分裂勘違い君劇場さん
IT戦記さん
naoyaのはてなダイアリーさん
My Life Between Silicon Valley and Japanさん
めいいっぱい(足がピーーン!となる位)背伸びをして、難しい記事を書こうとしている姿がそこにあるのです。でも自分が(好きで好きで堪らにゃいーーーーーーー。)と思って書かなきゃ、自分が知ってる言葉で書かなきゃ、他人の心を動かせるはずもありません。さんざん書いてて、やっと気づいた・・。
「『君たちのためにやっているわけじゃないよ』という気持ちになり、ブログを閉じちゃった」

自分のあんぱんを差し出すのはいゃだ。


ふと思った、自分はアンパンマンだったりかもしれないって。
体からあんぱん(時間、労力)をちぎって「不特定多数無限大」の見えない相手に差し出している。でもそれって何のためなんだろう?って思うんです。ちぎって、ちぎって、ちぎって。って・・。

どうせなら、自分のあんぱんは自分のために使いたい。(アンパンマンごめんね。)
「顔の見えない、何をおもしろがるのか分からない大量のユーザーのために音楽を作る必要性を感じない。」
「作りたい音楽があるからやっている。テクノロジーも100%は信用していない。結局はぼく自身の体にしかよりどころはない。自分の耳がどんなメロディーを聴きたいか。それを突き詰めていく」
教授、さらっと言ってますが素敵すぎます。

「書きたい記事があるから書く。」
「結局は自分自身の体にしかよりどころはない。」
「自分がどんな記事を読みたいか。それを突き詰めていく。」


つまり、YMOの曲を聴いて(YMOの曲が好きです。)とブログに書けばいいんです。^−^



ネットという所は、自分の好き具合を「FedEx」のように、世界中に短時間で届けてくれる所。(好き)の配信網が完成させていて、利用者はブログという箱に(好き)を詰めて送ればいいだけ。ただ一つ「FedEx」と違う所は、荷物の(好き具合)が足りないと荷物が送れない事があります。

あらかじめご了承ください・・。(笑)