１５年ぶりのNHKでナイナイ岡村隆史が「トップランナー」で語った３０分。
ナイナイの岡村さんが１５年ぶりにＮＨＫに出演した「トップランナー」。岡村さＮＨＫ出演もさる事ながら、ナイナイがピンで、しかも、岡村さんがトーク番組にゲスト出演するのは滅多に無い事。さて、１５ぶりのＮＨＫ出演で岡村さんは何を語ったのか、要所要所、気になった部分を書き起こしてみょうと思います。
１５年ぶりのNHKでナイナイ岡村隆史が語った３０分。
乱入して踊ることが面白いのかわからなかった。
岡村 おちゃけで踊っていても、エグザイルのファンからしたら（何んやー）という事になると思うんで、あの、出せてもらうからにはエグザイルと同じレベルで踊ってこそ…思うので、練習しますよね。
岡村 最初の時とかは、やっぱり、分からないというか…乱入して踊ることが面白いのか。自分が楽しくなっちゃうのが一番ですね。
箭内（道彦）岡村さんの笑いは体を張った笑い。これに拘ってるのが一つ、大きな所だと思うんですけど、この理由というのは。
岡村 やっぱり、見た目背が小さいですし、小さい頃から器械体操やったり踊りをやったりというのがあって、動きの分でのそれなりの自信があるもんですから、そっちで岡村隆史というを表現した方がいいだろうと。お喋りで面白い人なんて沢山いるので、その人らと並べる所っていうと、体を動かす事かな？ってある時思ったんで。
箭内 岡村さんは、ロケの時いきいきしてますよね。スタジオ以上に。スタジオ好きですか？
岡村 スタジオって座ってないとダメでしょ。岡村隆史封じというか、（岡村さんって動きの人ですよね？）って言ってる割りには座らされているという。ロケの方が自由に動けるっていうのがあるし、何処行っても構わないというのがありますから。
箭内 ここでもし、（動いてもいいですよー）って言われたらどうします？
岡村 単純にその辺の柱パッと見て（スタジオの柱を指して）ここ登れるなーとか思えるんですよね。
少年時代は花の土曜日
田中（麗奈） 小さい時好きだったお笑い番組とか、覚えてらっしゃいますか？
岡村 ドリフとかひょうきんとか、でしたね小さい時から。やっぱり真似しやすいというか、近所の子と遊んで（昨日、ドリフ観た？）とか、あんなんだったなーとか、こんなんだったなーとか、土曜日は楽しくてしょうがなかったですね。ひょうきん族からゴールデン洋画劇場のジャッキーチェンの（スネーキモンキー邪険）とかやってたら、もう、その土曜日から興奮して寝られないぐらい。最高の土曜日！っていう感じでしたね。近所の中田ヤスシ君というが隣にいたんですけど、（ジャッキーチェンのモノマネをして）お母ちゃんとかに、何してんねんねんそれ？って言われたりね。
箭内 この頃の経験っていうのは、岡村さんに影響を与えてます？
岡村 すごく影響を受けていると思いますね。自分らがやっている番組も、ドリフでやっていた事だったり、ひょうきんでやっていたていう、それが僕の中での教科書になってると思うんですね。自分が観てきた事なんで。
ナイティナインはどんなコンビ？
岡村 とりわけ、天才っていうわけでもないですし、親戚にいる楽しいおっちゃん…みたいなのが、ナイティナインちゃうかなと。自分らではわかんないですよね、本当に。ナイティナインっていわれても。一応、お笑いだと。地球に優しい笑いを、提供していく…という裏テーマは持ってますけど。（笑
箭内 地球に優しい笑い？これちょっと掘り下げて…。
いゃ、もうそれ位にしといて頂いて。これ、イメージなんで。裏テーマですし。これちょっと宿題にさせて貰って。（笑
今回のトークを聞いて、岡村さんがめちゃイケで時々見せる（土８愛）みたいなモノの源流に触れられた気がしました。それに加えて、自身が天才でない事、自分の能力を悟った上で（体を張った笑い）に自ら挑戦している姿には、めちゃイケファンとして、また、ナイナイファンとして、心揺さぶられる部分がいっぱいでした。このトークを聞いた後で観る「岡村オファーシリーズ」や岡村さんの体を張った企画は、また違う視点で見えてくるのかもしれませんね。
ナインティナインのオールナイトニッ本 vol.2 (ワニムックシリーズ 135)posted with amazlet at 10.04.06
ハナクソオールナイト。