ネズミを創造した神様にミッキーの著作権使用料を請求する権利はあるのか?

地球上のあらゆる生物を創造した神様は「ミッキーマウス」や「ピカチュウ」といった、動物がモチーフになっているキャラクターの著作権使用料を請求する権利があるじゃないか。おとぎ話のようなお話だけど、ふと、そんな事を思いついたんです。

著作権って本来なら「作者の権利を守るため」に存在するものだけど、実社会の著作権は「権利者以外の権利を排除するため」強者が弱者を排除するための法律なんじゃないかって思う時があるんです。例えば、「ネズミを書いたらミッキーだろ!」とか「ネコを書いたらピカチュウだろ!」みたいな。法律的な解釈はあるにせよ、言いようによって如何様にでも解釈できる。特に、動物においては。

ネズミを真正面から顔無しで書いたらミッキーじゃん。
携帯百景(ケイタイヒャッケイ)

ネコを可愛く書いたらピカチュウじゃん。
携帯百景(ケイタイヒャッケイ)

いゃ別に、「ミッキー批判」でも「ピカチュウ批判」でもないよ。ただ、動物をミチーフにしたキャラクターが社会的な権利を獲得していくと、世界が雁字搦めになって硬直化していくような不安があるんです。自分が好きな動物をモチーフにキャラクターを作っても「ミッキーと似ている」「ピカチュウと似ている」「ピータラビットと似ている」「ドラえもんと似ている」と言われるかもしれないって、何だか寂しい気がします。いゃいゃ、そっちも「ネズミ」をパクってキャラクターを作ったんだから、似るのは当然でしょう。結局、動物を可愛くかいたら皆似るでしょうよ。元が同じだもん!!

だから、神様がディズニーに著作権料を請求すればいいと思う。
マクドナルドがディズニー社に年間1億ドルの著作権料を払っていると聞くから、5億ドルくらいは請求できると思う。

そのお金を貧困の国に寄付したら、飢餓とかも減って、世界も少しは平和になるのかもしれません。

例え話で“神様”を登場させてみましたけど、全人類の共有物を一部の人の支配(?)とまてば行かなくても、そのそものに近い形の権利が認められすぎると、“世界がつまらなくなる”気がします。物事でも何でもそうだけど、基本的な部分は共有しておいた方が、色んな作品が登場して楽しいと思うんです。

とまぁ、夜中にポッと思いついた権利についてのお話です。(笑

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ディズニー社の動物をモチーフにしたキャラクター戦略って、権利ビジネス於いては最強ですよね。動物がモチーフっていう事は、同じ動物をモチーフにしたキャラクターに対して「パクリだろ!」って言えますからね。

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