M-1チーフプロデュサーが語る「M-1優勝の必勝法」
今年もM-1グランプリの季節が到来しました。決勝進出者が発表となり、お笑い好きにとっては年に1度の大イベントが開催されます。今年で番組自体が終わってしまうのはお笑い好きとしては残念ですが、ラストーイヤーに相応しい大会になるのか気になる所であります。
さて、このM-1グランプリに必勝法はあるのか?
朝日新聞日曜版にM-1グランプリチーフプロデューザーである辻氏の印ビュー記事が紹介されていました。
今回はそんなM-1のグランプリの裏側に迫ってみたいと思います。
「M-1に優勝するための必勝法は存在するか?」
結論から言おう。存在する。M-1の創始者である島田伸助大会委員長に聞いたことある。フィギュアスケートに例えるなら、ネタの4分のうち、最初の30秒と最後の1分が重要な見せ場。そこでどれだけ豪快なジャンプが飛べるか。拍手笑いを起こせるか。他にも幾つかのポイントがあり、的確に笑いを積み上げていく事で高得点が得られる。ファイナリストはひの実力を備えた笑いのアスリートだ。しかしそれだけでは優勝はできない。優勝するコンビは、ある瞬間「爆せる」。うまく説明できないが、とりつかれたように、漫才師と客席が一体となり「うねる」瞬間があるのだ。技術を超えたゾーンとでも言おうか。過去の優勝者にもう一度やってと言っても絶対にできないだろう。唯一無二の境地。誰よりも勝ちたいと願ったものだけがそこに立つことができる。
改めて言おう、M-1必勝法はある。「誰よりも勝ちたいと願ったものが勝つ」
この点で言うなら、去年優勝のパンクブブーは優等生な漫才を披露したという事だろう。そして、その対極にあるのがチンポジネタで世間をあっと言わせた笑い飯の漫才があるのでしょう。「誰よりも勝ちたいと思った者が勝つ」これはお笑いの芸人なら誰もが持っているステータスなのかもしれない。
26日に決勝を向かえるM-1グランプリ。
誰よりも勝ちたいと思った者は誰なのか注目した所ではあります。
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