図解!!テレビ番組の低予算化がよく分かる「02年の内村光良」と「09年の内村光良」。

最近、CSのフジテレビTWOで再放送している「笑う犬の情熱」を観るのがマイブームなのですが、その通常放送のクオリティの高さと豪華さに7年経った今、驚いています。といっても、「笑う犬の生活」→「冒険」→「発見」→「情熱」(はっぱ隊ミル姉さん、小須田部長)笑う犬の代表的コントの殆どが終了した時期なので、多少のマンネリ感は否めません。それでも、ひな段芸人の内輪番組やレッドカーペットの1分ネタに慣らされた目に写る笑う犬は「ハリウッド映画と日本映画」くらい規模の違いを感じる別物です。アメトーークもレッドカーペッドも好きだけど、番組の低予算化に改めて気付かされました。

そこで今回、同じ内村さん繋がりで「笑う犬の情熱」と「レッドシアター」を比較して番組の低予算化を比較してみようと思います。
(※あくまで主観です。)

笑う犬(オープニング)

久保田利伸さんの生歌をバックに、ウンナンさん&ネプチューンさんが出題されるお題に答えていくオープニングコーナー。

編集で繋いでいるのか毎週収録しているのか、久保田利伸さんがメロディーに乗せてウンナンさんやネプチューンさんにお題を振る光景は今見るとすごい豪華です。

・レッドシアター(オープニング)

今のテレビ番組ではOPがあるだけ珍しい方ですが、時間的にも内容的にもやや淡白な印象です。

笑う犬(コント)

数年前までこれ位の規模が当たり前だった気もしますが、今のテレビ番組と比較して一番驚くのは時間です。たった数分のコントにも豪華なセットを組んで、コント毎にセットが変わる光景は「エンタの神様」「レッドカーペット」「レッドシアター」今のお笑い番組のハリボテセットに慣れた目でみると、すごい戸惑いと驚きを感じます。

・レッドシアター(コント)


レッドシアターの番組は(スリーシアター)という3種類の舞台を持った劇場が舞台の番組なのである程度の簡素化は仕方ないと思いますが、笑う犬やそれ以前のコント番組と比較すると「ずいぶん低予算化されたなぁー」という印象を受けざる負えません。


テレビ番組の制作費が削減されて内輪番組が増えるのは、自称テレビっ子として少し残念で悲しい光景ですが、こうやって比較すると制作とかセットの豪華さとは違う別の面白さが見えて来るんじゃないかと思い、記事にしてみました。

内村さんファンとして「笑う犬」「爆笑レッドシアター」共に面白い番組で楽しく観てますが、この制作費削減を逆手にとって新しい笑いをお茶の間に提供して欲しいと思います。(笑