北米と比べて、自分の周りと合わせて。でも、それが自分に合うとは限らない。

北米と比べて、日本の政治はどうでしょう?

よく政治討論やTVで聞く言葉です。子供時代にも(あそこの○○と比べてあなたは!)みたいに他人と比べられたり、大人になれば周りと自分を比べて勝手に落ち込む。日本人の悪いクセとして、すぐ他人を天秤に乗せて水平であるか確かめる。そういう悪い風習(?)があります。

自分もこうやってBlogを通じて思いの丈を綴っていますが、弱小ブログですし、別に凄いとは思っていません。少なくとも、人に(これは負けないよ!)と胸を張って言える特技(楽器が弾ける)だとか(絵が上手い)だとか、勿論、心の中では欲しいと思ってる。それは年代を重ねて自分と同年代の人達が、「ミージシャン」や「画家」「作家」自分の特技を生かして世の中を羽ばたいている姿を見ると、なおいっそうです。

というかコレ・・日本人の悪いクセではなく、自分の悪いクセですね。(笑)
(あっでも、1度くらいなら皆さんも考えた事があるんじゃないですか?)

ただ最近、こうやってBlogを書いたり他人の記事を読んだりしていて、一つ気付いた事があったんです。

それは、

身の丈に合わない事をやると疲れるなぁ〜ってこと。

いゃそりゃそうだろう・・。

北米と比べて、自分の周りと合わせて。でも、それが自分に合うとは限らない。

よく、日本人は政治や生活を北米や欧米と比較して(○○と比較して日本は・・)みたい議論をしますね、言い換えればコンプレックスですが。確かに、欧米も北米も日本より進んでいる面は多いです。昔、フィンランド教育についての記事を書きましたが、日本の詰め込み教育とは違い答えを求めない、一人一人の考えを尊重する進んだ教育だと関心した記憶があります。

受けてみたフィンランドの教育 読んでみたフィンランドの教育:Blog紹介しちゃいます。

でも、もし日本にフィンランド教育が導入された場合、日本の子供たちはフィンランドの子供たちと同程度の成果が出せるのか。
それは、YesともいえばNoともいえず。やってみないと分かりません。

ただ一つ言えるのは、欧米や北米で優れたシステムだからとって必ずしも日本で受け入れられるとは限らないという事。それは食べ物でも同じ。昔、日本人と欧米人を比較して(日本人は肉を食べないから弱いんだよ!)と揶揄され、欧米食(肉食)が謳歌していた時期もありましたが、今ではメタボや生活習慣病の増加によって(欧米食は体に悪い、日本食の方が健康食だ!)と、今では日本食謳歌しています。

結局、欧米や北米が良いか悪いとかの話ではなく、「身の丈に合う事」「身の丈に合うもの」それが心地いいんですよね。冒頭の比較もですが、他人の真似は疲れます。自分にとって「身の丈に合う」それが心地良いし、最大の能力を発揮できる。高いヒールを履いてちゃ走れませんからね♪

あれ、そういうレースもあったような?