ELTの声ウンヌンの前に、音程を語る俄か音楽Pの(スゴ耳)な怖さ。



人気ユニット「Every Little
Thing(ELT)」のボーカル・持田香織さん(30)の歌声に異変が起きているとインターネット上で大きな話題になっている。「高音がきつそう」「音
痴になった」といった指摘が大半で、過去に患った急性気管支炎の影響を心配する声も上がる。

J-CASTニュース : 「高音がきつそう」 ELT持田「歌声」に大異変:

こりゃ驚きました。そう、今更になって(声の問題)が話題になっているからです。(笑)

もう、3回か4回ぐらい見てますって。その都度、初耳テンションとタイトルで(音痴になった!)という2ch+ブログ記事をお見かけしますけど、持田さんの声の調子が悪くなった理由って2005年に発症した「急性気管支炎」が原因だと言われてますし、その時点をピークとするなら、今の方が調子が良いと思う。それに、巻き舌歌唱法だって、2001年の「jump」辺りからそれっぽい雰囲気が出ていました。

で、ゴニョゴニョ語ってるけど、話の結論を端的に言ってしまえば・・。

今更になって問題にしている時点で、そんなELTさんの歌に興味ないでしょ!

たまたま聞いて(とくダネ!の視聴者層=ELTの曲を聴かない人)、声が悪くなっていたから記事にする。これって、ちょっと酷いと思うんです。まぁ批判する程度だったらともかく、中には「引退しろ!」や「辞めろ」のような(そこまで言う権利があるんですか?!)といった内容もあったり、普段から曲を聴いているワケじゃない(興味がない)のに、歌手の命である(声)を非難するのってどうなんですか・・。

聴いてりゃ良いのか?と言われると、それも少し違う話。(笑)

それと同時に、やたらと音程の指摘(高音が出てない!)(低音が出てない)をする「俄か音楽プロデューサー」の存在。そんな点も踏まえつつ、ELTさんの声に関する考察です。


事の発端


そもそも何故、今更になって(声)が問題になっているのかと言う・・。朝の情報番組「とくダネ!」のコーナー(朝のヒットスタジオ)に出演した影響が大きかったようです。(↑)でも言ったように、普段からELTさんの曲を聴いている人であれば、声の調子が悪いのは知っていました。けれども、とくダネ!の視聴者層が普段からELTさんの曲を聴いている層とは違っていたため+当時の「Time goes by」の印象が聴いてしまったために、この(声)問題が再燃したんだと思います。

  

それに加えて、キャスターである「眞鍋かをりさん」が放送に涙(感動で?)してしまったため、その涙が(声の酷さにショックを受けて泣いたんじゃないか?)という憶測も飛び出し、さらに問題が広まってしまったと・・。

【音楽/東スポ】ELT・持田香織の声に異変 昔の曲を歌うと高音が全く出ない…酒?タバコ?病気説、限界説まで★2:

2ch 芸スポ速報+ ダイジェスト: 【音楽/東スポ】ELT・持田香織の声に異変 昔の曲を歌うと高音が全く出ない…酒?タバコ?病気説、限界説まで:

Every Little Thing 声質変化の経緯。


原因が諸説言われているんですけど、有力な説が「急性気管支炎」による影響だと言われています。確かに、2005年の「急性気管支炎」の発症以降、高音が急に出なくなったり、音を無理矢理出している感が強くなっていたのは事実ですけど、発症から5年近く経っても声質が戻らない理由は不明。

最近になって、avex側も声について見解を発表したようですけど・・。(↓)
「お調べ頂いている通り、2005年に急性気管支炎を患いました。それからは、のどを大切にするような歌い方を模索してきているところでございます」

J-CASTニュース : 「高音がきつそう」 ELT持田「歌声」に大異変:

・急性気管支炎の影響説。

・ポリープ手術説(憶測で、ポリープの手術で声が変わった?という噂)。

・年齢説(年齢によって高音が出難くなった)。

・飲酒、喫煙の影響説(こればっかりは、関係じゃないので分かりません)。

・限界説(元々、喉が弱くて無理に歌っていたため、喉がつぶれてしまった?)。

YouTubeにて、「急性気管支炎」の復帰直後?の動画が公開されてました。(↓)
(ただ、これも喉の調子が悪いだけで、音はちゃんと出てるんですね。)

  



声の問題に関しては、前から何度か話題になった事がありました。(↓)

痛いニュース(ノ∀`):ELT持田香織にあつまる歌唱力の悪評:

【2ch】日刊スレッドガイド : ELT持田香織にあつまる歌唱力の悪評  :

歌い方について言えば、巻き舌歌唱法になったのは2001年の「jump」か「キヲク」辺りから。2000年にそれまで全ての曲の(作詞作曲)を担当していた「五十嵐充さん」の脱退もあって、そのイメージからの脱却を図りたかったのかもしれませんね。ちなみに、五十嵐さんが脱退した理由についても色々な憶測が飛び交っています。(※近々、RUSHMOREというバンドで再デビューとか?

>発症当時に比べると、声の調子は良くなっているんじゃないかと思います。ライブの後やプロモーション活動が続いている日とかになると、喉の調子が悪くなったりする傾向はあるようですけど。

比較対象の「Time goes by


ELT七不思議=?Time goes by を歌う確率が以上に高い。

まぁ好きな曲でもあるので、本音じゃ何回でも良いんですけど・・。(笑)
ただ、あれだけ音楽番組で「Time goes by」を歌うはちょっと不明。ライブならともかく、歌番組で頻繁に昔のを歌う事が新曲のプロモーションに影響するのかって、率直な疑問として思います。
(作詞作曲の五十嵐さんは、10円程度の歌唱税が入るからメリットがありますけど・・。)

それに加えて、同じ曲を定期的に歌うと(過去と比較)されるデメリットは大きいと思うんです。
今は昔と違って、過去に演奏した映像がYouTubeニコニコ動画で公開される可能性があるので、そこから時系列に比較されてしまうと(あれ、声が悪くなった?)というのは直にわかってしまう。まぁ今回に関しては、喉の調子が悪かったのが直接的な原因だと思うんですけど、ELTさんの(声)が頻繁に問題になる理由って、過去の曲(五十嵐時代)をリピートする確率が高いからなのかもしれません。

五十嵐さんが作った曲って、キーが高くて(AOR系)みたいな洋楽風な曲が多いので・・。

  

  



  



  



それと、持田さんって30歳なんですよね。聴く側としてサビの(も〜)の一番高い部分を期待していると思うんですけど、歌手を過大評価し過ぎです。30代で歌えるとしたら、米良さんクラスじゃないと・・。

巻き舌歌唱法の謎


そもそも、巻き舌っぽい歌い方になったのは2001年頃から。噂じゃ(喉の調子を悪くしてから、医者から喉に負担の少ない歌い方を勧められた?)という話もあるようですけど、それだったら真っ先に(休業か仕事量のセーブ)をして、喉の調子を直すのが懸命な判断のはず。

なのに、ELTさんの活動が減っているという話は聞かないですよね・・。
これは医者でも専門家でもない自分の憶測にしか過ぎないんですけど、巻き舌歌唱法の本当の目的って(声音を出すため?)と考えられるんじゃないかと思うんです(勿論、喉の考慮でもあるはず)。

×喉の影響。
高音を出すため。

外国人って声が高いイメージ(ハロ〜♪)がありますよね、英語の発音でも(舌を丸めて発音しましょう)とか教えられた経験があるはず。推測ですけど、巻き舌で発音すると声が高くなる効果があるんじゃないかと思うんです。例えば、普通に日本語で英語の発音をすると(アッポウ)ジャイアン馬場さんみたいな発音になっちゃいますけど、巻き舌で発音すれば(アポ〜)という感じで、最後が伸びる感じに発音される。それに、喉の影響でいえば、喉に近い部分から声を出すよりも、喉の奥、お腹から声を出す方が喉の負担は軽減される?じゃないかと思うんです。

歌番組を観ていても、年々高音を辛そうに無理無理だしている感が否めない。ネット上で辛い表情に対して(泣きそうだった)というコメントも幾つか見ましたけど、それでも原曲に近いキーで歌っている。キーを下げたら歌い易いはずなのに・・。それって、(歌手のプライドなのか、五十嵐さん時代のファンのためなのか)知りませんけど、高音を出すための(巻き舌歌唱法)と考えるのが自然かと。

この間、番組で徳永英明さんの「壊れかけのRadio」を歌っているヤツを見たんですけど、徳永さんの曲は綺麗に音が出ていたと思ったので、それも(↑)の説を書いた一つの理由でもあったりします。

  



俄か音楽プロデュサーの(スゴ耳)な怖さ


本長々と書きましたけど、これが本題だったりします。(笑)

自分は人の好みは十人十色だから、その曲をどう思ったって個人の自由だと思っています。
でも、コメント欄や2chの書き込みで・・。(↓)
高音が出てなかった。

引退した方が良い。

素人より下手
といった書き込みを読んでいると、(そこまで言うの?!)って思います。
レストランで例えるなら、久々に来たお店の料理を食べて(味が落ちた)(辞めた方が良い)(素人より下手)と言ってるのと同じ事。お店とお客からしたら(料理もしないくせに、料理の何が分かるのかしら?)という話です。音楽に話を戻すと、音程を語る人はそんなに(スゴ耳)を持っているのか?

それを言い出すなら、Perfumeさんの歌は加工されて口パクで歌っている(はず)ですから、そっちも批判されるべきとか。自分はPerfumeさんが嫌いじゃないから批判はしませんけど、アーティストの存在自体を批判する権利は誰にも無いはず。料理を食べて(不味い!)(美味しい!)と言うのは自由だけれど、お店や作り手の批判する権利は無いのと同じ。料理だって音楽だって、作り手の気持ちという(スパイス)が加わって初めて完成されるワケですから、そのスパイスを無視は出来ない。

どうだったら、料理も音楽も楽しみたいですもんね。まぁそんな、お話でしたとさ。(笑)

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@おまけ 黄金の月


オリンピックから少し季節を外しまして、紅葉もよろしい季節で御座います。(笑)